
全日本空輸と日本航空が実施した「グランドハンドリング」=2024年5月、仙台空港
全日本空輸と日本航空が国内空港で機材や人材の一体運用拡大を進めている。一部で実施していた「グランドハンドリング(グラハン)」と呼ばれる空港の地上業務に加え、乗客への案内といった旅客業務にも広げる方針だ。国内線は燃料費の増加で深刻な赤字が続く上、人手不足も恒常化。長年しのぎを削ってきたライバル同士が連携を深め収支改善を目指す。
岡山空港で昨年12月、飛行機の到着後に乗客の案内や、手荷物検査場への誘導といった旅客業務を統合する実証実験が始まった。日航の制服を着た係員が全日空便の乗客を案内するといった場面が見られるようになった。航空機のけん引車や給水車などの車両も試験的に共有する。
両社は2024年...
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