大会組織委が運営するバスの停留所=イタリア・リビーニョ
大会組織委が運営するバスの停留所=イタリア・リビーニョ

 ミラノ・コルティナ冬季五輪の取材のため、現地時間の7日からイタリアに滞在している新潟日報社運動部・村山穂波記者が、開催地やその周辺の表情を写真と共に伝えます。

 移動の中心はバスだ。ホテルからスノーボードなどの会場となっているリビーニョまでは、曲がりくねった山道を進む。リビーニョ周辺は、標高1800メートルほどの山岳地。急な山道をかなりの速度で運転するので、乗るたびに車酔いするが、広大な雪山を眺めたり、楽しそうにおしゃべりしている運転手のイタリア語に耳を澄ませたりして、気を紛らわせている。

 もちろん、バスは時間通りに来ない。1時間以上待つこともあれば、始発のバス停から定刻より早く出発することもある。バス停で人が待っているのに、運転手が通り過ぎそうになる場面を見たことも。それでも客は怒らずに、「頼むよ〜」「ごめん、ごめん」と運転手と軽く笑い合う。その様子を見ると、五輪取材で気が張っている私も肩の力が抜けていく。...

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