フィギュアスケート女子SPの演技を終え、カメラに向かいポーズをとる中井亜美=17日、イタリア・ミラノ(共同)
フィギュアスケート女子SPの演技を終え、カメラに向かいポーズをとる中井亜美=17日、イタリア・ミラノ(共同)
ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子SPで首位に立った中井亜美=17日、イタリア・ミラノ(共同)
ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子SPで首位に立った中井亜美=17日、イタリア・ミラノ(共同)

 満員のアリーナを見渡し「どこにいるのかな…」。フィギュアスケート女子の中井亜美(17)=TOKIOインカラミ・新潟市出身=は、ショートプログラム(SP)の演技直前、応援に駆け付けた家族を探していた。初代表とは思えぬ余裕と強心臓で、衝撃の五輪首位デビュー。「今までの試合で一番楽しかった」と、笑顔で言ってのけた。

 トレードマークの笑みが銀盤に映えた。五輪で日本女子4人目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)成功を果たすと、白い歯がこぼれる。地元イタリアの名作映画「道」の音楽に乗ってジャンプを決めるたびに、また破顔。スピンで回っている最中も笑っていた。技術点は断トツで自己ベストを更新。ガッツポーズの後、観客席の姉へハートマークをつくった。

 ミラノへの道は浅田真央さん(35)との“出会い”から始まった。...

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