
大熊町側にある除染土の貯蔵施設。貯蔵量は180万立方メートルで、奥に福島第1原発の建屋や処理水が入ったタンクが見えた=9日
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から、3月11日で15年となる。事故のあった原発が立地する福島県双葉町と大熊町には、除染土を一時保管する中間貯蔵施設が設置され、除染土が積み上げられている。最終処分の行方は曖昧なままだ。2月9、10の両日、日本記者クラブの取材団として現地を訪れ、事故後の現状を見た。(柏崎総局・由井佳苗)
からりと晴れた太平洋側の空の下、双葉町沿岸部の中野地区では、ホテルの建設が進んでいた。「東日本大震災・原子力災害伝承館」の隣地で、6月に開業を予定する。訪日旅行客らを受け入れるのだという。
双葉町は原発事故で全町避難を強いられた。中野地区は、町内で先行して除染が進められ...
残り1478文字(全文:1778文字)











