
雪下ろしをする夢雪隊のメンバー。スノーダンプで手際よく作業を進めた=十日町市岩瀬
魚沼地域はことしも大雪に見舞われた。今冬は雪の重みによる家屋の倒壊や、雪下ろし・除雪作業中の事故が相次いだ。一方、山あいから湧き出る清水はコシヒカリをはじめとする豊かな食材を育み、この地域に多くの恩恵をもたらしている。暮らしを脅かす半面、暮らしに潤いを与える雪-。雪と闘い、雪を生かしてきた人々を追った。(6回続きの1)
「きつい肉体労働も、仲間と話しながらなら楽しい。テニスサークルみたいなもの」。「夢雪(むせつ)隊」代表の渡貫文人さん(59)は笑顔で語る。十日町市川西地域で高齢者世帯などの雪下ろしを無償で行う団体が、ことし結成30周年を迎えた。自己犠牲の印象が伴いがちなボランティア活動を無理なく長く続け、雪国の共助の形を示している。
今冬、十日町市岩瀬の男性(69)は、...
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