高市早苗首相の訪米を前に、集会で思いを訴える横田哲也さん(右)と拓也さん(右から2人目)=12日、東京都文京区
高市早苗首相の訪米を前に、集会で思いを訴える横田哲也さん(右)と拓也さん(右から2人目)=12日、東京都文京区

 拉致問題を提起し、日米の連携を強めて進展させてほしい-。北朝鮮による拉致被害者の家族が、19日に予定されている日米首脳会談の行方を注視している。衆院選の大勝で高市早苗首相は政権基盤を強め、米朝接近の見方も浮上。拉致問題進展への「流れはある」と期待を寄せる。一方で、米国とイスラエルによるイラン攻撃で国際情勢がより不透明化する懸念もある。

 「決める政治を実現してほしい」。新潟市で拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で拉致被害者家族会代表の拓也さん(57)は2月、官邸で高市首相に訴えた。

 日朝首脳会談を通じた「全被害者の即時一括帰国」を絶対に譲らず、拉致問題の決着を求める家族。「決める...

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