
カフェスペースで打ち合わせをする社長の二野一寿さん(左から2人目)と社員たち=村上市山熊田
村上市の二野建設が、市内の山熊田集落に伝わるなりわいを継承する事業に取り組んでいる。正社員2人を雇用し、山北地区の伝統的工芸品「羽越しな布」の製作をはじめ、赤カブ漬けやとち餅作りなどの食文化を住民から受け継ぐ。工芸品や食品の製造販売に加え、カフェも新たに開設。集落の魅力を発信し、交流人口の拡大や移住者の定住にもつなげたい考えだ。
二野建設社長の二野一寿さん(60)は、山熊田の隣の雷集落で幼少期を過ごし、山北地区の山間地での暮らしを経験した。近年、地域の過疎化が進む中で力になりたいと思い立ち、山のなりわいを知ってもらおうと、昨年7月に新規事業として始めた。
山熊田の集落内にある施設「さんぽく生業(なりわい)の里」を譲り受け、拠点として活用する。羽越しな布は、...
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