津軽三味線を弾く藤田康文さん=湯沢町湯沢
津軽三味線を弾く藤田康文さん=湯沢町湯沢

 音楽は人生や日々の暮らしを豊かに彩り、時に励まし、慰め、癒やしを与えてくれる。音楽活動を通じ、潤いや元気を届けている魚沼地域の「音楽人」たちを紹介する。

<1>ジャンベのリズムに誘われて♪演奏活動続ける「アフリズム・セッション」(南魚沼)

 素早い手の動きに合わせて音が次々と変わる。犬の皮でできた「胴」をたたく力強い音が響く。湯沢町の藤田康文(やすのり)さん(68)は、津軽三味線演奏家「小山一文(おやま・かずふみ)」の名で活動し、魅力を伝えている。

 津軽三味線は通常の三味線よりも太くて長い棹(さお)が特徴。三味線が柔らかい音を出すのに比べて、津軽三味線は力強い音が出る。バチが胴に当たる迫力のある演奏法も独特だ。藤田さんは「元々、青森では...

残り755文字(全文:1076文字)