1-5で敗れ、悔しそうにグラウンドを見つめる帝京長岡の芝草宇宙監督=23日、兵庫県西宮市の甲子園球場
1-5で敗れ、悔しそうにグラウンドを見つめる帝京長岡の芝草宇宙監督=23日、兵庫県西宮市の甲子園球場
況を見つめる帝京長岡の芝草宇宙監督=23日、兵庫県西宮市の甲子園球場
シートノックの様子を見る帝京長岡の芝草宇宙監督=23日、兵庫県西宮市の甲子園球場
甲子園で敗れ、悔しそうに引き上げる帝京長岡監督の芝草宇宙さん=23日、兵庫県西宮市の甲子園球場

 かつて甲子園を沸かせた高校球児が監督として戻った聖地は、ほろ苦いものとなった。元プロ野球選手で帝京(東京)時代にエースとして躍動した帝京長岡監督の芝草宇宙(ひろし)さん(56)は23日の敗戦後、「なんとかここで勝たせたかった。まだまだここでゲームがしたいというのが正直な思いだ」と悔しさをにじませた。

 芝草さんは1986年と87年の春、そして同年夏に甲子園に出場。87年にセンバツで優勝候補の一つだった京都西を完封した。その試合では、直球の感覚が高校3年間で一番よかったという。「甲子園が自分を育ててくれた。あの春のおかげでプロになれたと思っている」と振り返る。

 87年夏は2回戦の東北(宮城)戦でノーヒットノーランを達成するなど3試合連続完封。準決勝で、優勝したPL学園(大阪)に敗れた。そこから39年。監督として聖地に戻ることを「こういう経験ができる楽しさとうれしさ、感謝がある」と話していた。

 初の甲子園は縁のある東北との対戦だった。...

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