3月8日、イラン首都テヘランで、米イスラエルの攻撃後に炎上する石油貯蔵施設(ゲッティ=共同)
3月8日、イラン首都テヘランで、米イスラエルの攻撃後に炎上する石油貯蔵施設(ゲッティ=共同)
中居孝文氏(共同)
握手するロシアのプーチン大統領(右)とベトナムのファム・ミン・チン首相=3月25日、モスクワ(タス=共同)
サハリン2の液化天然ガス(LNG)加工施設=2009年2月、ロシア・サハリン州(共同)
ホルムズ海峡が封鎖状態となり、ドバイ沖に停泊する船舶=2日(ゲッティ=共同)

 5年目に入り泥沼化するウクライナ戦争。2022年の開戦時を除き好調な経済を維持してきたロシアだが最近になり失速。そこに米国・イスラエルのイラン攻撃が始まり、原油高騰などにより息を吹き返すとの指摘も出ている。今後の見通しについてロシア経済に詳しいシンクタンク「ロシアNIS経済研究所」の中居孝文所長に聞いた。(共同通信=太田清)

 ▽暗雲

 ―ロシア経済の最新の状況は。

 「ロシアの国内総生産(GDP)は、22年こそマイナス1・4%を記録したが翌年からプラスに転換。24、25年とプラス成長を続けたものの、今年1月に入り、マイナス2・1%と暗雲が漂い始めた」

 「鉱業・製造業の動向を示す指標、鉱工業生産も...

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