
イランの歴代最高指導者の(左から)ホメイニ師、ハメネイ師、モジタバ師の肖像=21日、テヘラン(共同)
米国、イスラエルと交戦するイランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師(56)が8日の選出後、一度も公の場に姿を見せていない。負傷したとされるが、国民の間では「トップ不在」に不安が広がる。軍事組織「革命防衛隊」主導の戦時体制が敷かれ、保守強硬派一色の様相を呈する。
▽不明
「いったい誰がこの国を率いているのだろうか」。交戦開始から1カ月。連日、爆撃に見舞われる首都テヘランでは民間人の犠牲者が拡大する。会社員アティエさん(31)は「モジタバ師は生きているのか死んでいるのかも分からない」と嘆く。
モジタバ師はこれまで2回声明を発表しているが、いずれも国営テレビのアナウンサーが読み上げたのみ。写真や映...
残り991文字(全文:1291文字)














