絶景で知られる白米千枚田とサイクリスト=2025年9月15日、石川県輪島市(砂田弓弦さん提供)
絶景で知られる白米千枚田とサイクリスト=2025年9月15日、石川県輪島市(砂田弓弦さん提供)
「ツール・ド・のと」の運営の中核を担う成田加津利さん=1月4日、石川県内灘町
被災前の400キロコースのイメージ
能登半島地震による土砂崩れで寸断された石川県珠洲市の国道249号=2024年1月
2025年の「奥能登復興サイクル」に参加したサイクリスト=2025年9月15日、輪島市(砂田弓弦さん提供)

 能登半島を舞台に、40年近く続く自転車のイベントがある。その名は「ツール・ド・のと」。きっかけは1988~89年、当時の竹下登政権が、全国の自治体に使い途を限定せず1億円を配った「ふるさと創生事業」だ。競輪選手だった成田加津利さん(58)は地元新聞社とタッグを組み、能登地方振興のためのイベントを考案。実現させた。

 以来、全国から毎年1千人近くのサイクリストが参加する能登の代表的なイベントに。

 誰でも参加できるが、距離は計約400キロと国内最長級で、標高300メートルの峠越えもあり、完走は簡単ではない。2024年の能登半島地震や豪雨で被災後も、規模を縮小しながら続いている。

 参加者が集まるのは...

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