
日本エネルギー経済研究所中東研究センター長の坂梨祥さん
米国は戦闘終結案をイランに示す一方、空挺部隊などを中東に派遣した。トランプ大統領は交渉で譲歩を引き出し、何らかの勝利を宣言する選択肢のほか、イランを徹底的にたたく両にらみの構えを保っている。
トランプ政権は2月もイランの核開発問題を巡る間接交渉に乗り出したが、同時に中東に兵力を集結させ、次の協議を開くことなく攻撃に踏み切った。今回も停戦について話し合うと言いつつ増派している。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖で原油や液化天然ガス(LNG)の価格が高騰し、車社会の米国でガソリン価格などに跳ね返っており、11月に中間選挙を控えるトランプ氏が苦慮していることは確かだ。
しかし、イランの軍や治安機構、エネ...
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