「みちのく潮風トレイル」を歩く人=岩手県宮古市
 「みちのく潮風トレイル」を歩く人=岩手県宮古市
 能登半島のロングトレイル構想を説明する長谷川普さん=東京都港区
 「信飛トレイル」の地図を広げる山本健太さん=静岡市
 仲間と「ふくしま浜街道トレイル」を歩く中島悠二さん(右端)=福島県楢葉町
 「信越トレイル」=長野県飯山市
 信飛トレイル、信越トレイル、みちのく潮風トレイル、ふくしま浜街道トレイル

 野山や海岸線をつなぐ長距離の自然歩道「ロングトレイル」の整備が国内各地で進んでいる。2019年、青森県八戸市から福島県相馬市まで千キロ超の太平洋岸に「みちのく潮風トレイル」が開通し、年間十数万人が訪れると推計される。数十キロから数百キロのルートは北海道から九州まで点在。豊かな自然に触れる機会を提供し地域に人を呼ぶ誘引力になっている。(共同通信=浜谷栄彦記者)

 ▽復興への歩み

 東日本大震災から15年の節目を迎えた2026年3月11日、福島県楢葉町の海岸沿いを男女数人が歩いていた。2023年に開通した「ふくしま浜街道トレイル」の情報発信を担うNPO法人のメンバーで、代表理事の中島悠二さんは「復興...

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