アボカドを育てる有田文宣さん=2025年12月、松山市
 アボカドを育てる有田文宣さん=2025年12月、松山市
 松山市農業指導センターの柴竜己主幹=2月、松山市

 かんきつ類の産地である松山市が、新たにアボカドの生産に力を入れている。約10年前と比べ生産量は10倍以上に拡大。単価の高いアボカドは、生産者の収入増につながると市は期待を寄せる。さらに温暖化でミカン栽培に影響が出ている一方、アボカドの栽培適地が広がるとの予測もあり、温暖化を逆手にとったアボカド生産が全国的にも広がりそうだ。

 「デリケートで扱いが難しいからこそ、成功させた時の喜びは大きい」。約10年前から市内でアボカドを育てる有田文宣さん(67)は、そう話す。有田さんはイヨカンの耕作放棄地を活用し、市から譲り受けた苗木で栽培を始めた。1キロ約5千円で販売しており、同市のふるさと納税の返礼品にも...

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