
トーマス・コーベリエル・自然エネルギー財団・シニアポリシーアドバイザー
米国とイスラエルのイラン攻撃によって化石燃料価格が高騰し、中東への依存度が高い日本などの東アジア諸国は大きな危機に直面している。
日本はエネルギー資源に恵まれない国だとして、エネルギー安全保障の名の下に世界各地で天然ガスなどの化石燃料の調達に力を入れている。だが、これは20世紀的な古い考えだ。
今世紀に入って急拡大した再生可能エネルギーが世界のエネルギー構造を大きく変えた。米国の科学誌、サイエンスは2025年の「科学的ブレークスルー」に太陽光をはじめとする再エネのとどまることを知らない成長を選んだ。太陽光は最も安い電源となり、発展途上国を含めた世界中で急拡大している。
サイエンス誌が指摘する...
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