
ノイズム0、1がりゅーとぴあで上演した「マレビトの歌」の一場面=2025年12月(りゅーとぴあ提供、写真・松橋晶子)
昨年末に新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)の専属舞踊団「Noism Company Niigata(ノイズム)」の金森穣・芸術総監督(51)が退任意向を表明してから、3カ月が過ぎた。今なお舞踊団の存続は見通せない状況が続く。ノイズムはこれまでも、世界的な評価を受けつつ存続問題が浮上してきた。先進地の事例などを基に、高い芸術性と地域貢献の両立、公共劇場の在り方について考え、文化をまちに根付かせるには何が必要なのか探る。(3回続きの2)
<上>りゅーとぴあの“魂”となった専属舞踊団ノイズム、ただ前例なき運営に壁多く
「本当に衝撃だった。日本でこんなにクオリティーの高いコンテンポラリーダンスが見られるとは」。愛知県碧南市の会社員男性(43)は、学生時代に東京で初めて「Noism Company Niigata(ノイズム)」の公演を見た印象をこう振り返る。
結婚後の2019年ごろからは...
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