『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN JAPAN』を開催したBTS(P)&(C)BIGHIT MUSIC
『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN JAPAN』を開催したBTS(P)&(C)BIGHIT MUSIC

 7人組グループ・BTSが、17日、18日の2日間にわたって、約7年ぶりに完全体で開催する日本公演『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN JAPAN』を東京ドームで開催した。ここでは、17日公演の模様を届ける。

【ライブ写真】見つめ合うクオズ…ステージに座りARMYに語ったBTS

 客席との境界線を最大限に取り払った360度ステージが中央に鎮座する東京ドームに、“BTSコール”が鳴り響く中、フラッグを掲げた人物が登場。覆面集団の中からBTSが姿を現すと、5thアルバム『ARIRANG』の収録曲「Hooligan」と「Aliens」で幕を開けた。RMの「東京、叫べ~!」という煽りに応えるようにARMYの歓声が一気に広がり、会場は瞬く間に“BTSのステージ”へ。王者の帰還にふさわしい、熱狂的なオープニングとなった。

 序盤を終えたメンバーは「お久しぶりですね」と再会の喜びを口にし、Jiminは「会いたかったです。久しぶりに新しいツアーをスタートさせるのでワクワクしますよね!一生懸命準備した分、頑張ります!」と力強く宣言。期待感が高まる中、本編が本格的にスタートした。

 360度ステージを最大限に活かしながら、数万人の観客とともに作り上げる空間は終始熱気に包まれる。「Not Today」「MIC Drop」「FYA」「Burning Up (FIRE)」が立て続けに繰り出されると、会場のボルテージは一気に上昇。「Burning Up (FIRE)」後のMCでは、どよめきが起こるほどの熱狂ぶりを見せた。

 続いて、民謡「アリラン」をサンプリングした新曲「Body to Body」では、伝統舞踊「カンガンスルレ」を思わせるパフォーマンスを展開。観客による「アリラン」の大合唱も重なり、OFFICIAL LIGHT STICK(ペンライト)の光が会場を彩る中、壮大で幻想的な世界観に。

 「IDOL」ではメンバーがドーム内客席部分をかっ歩する演出で観客との距離を縮め、一人ひとりと目を合わせるようにパフォーマンス。さらに、グローバルヒット曲「Butter」「Dynamite」では、会場の熱狂が最高潮に達し、メンバーも笑顔を浮かべながらステージを楽しむ姿が印象的だった。

 さらに、日本公演ならではの特別演出として、日本オリジナル曲「Save ME」「Crystal Snow」も歌唱。イントロが流れた瞬間に大歓声が沸き起こり、ARMY(ファンネーム)による大合唱が会場を満たした。メンバーたちは、その光景をかみしめるように客席を見渡し、目を輝かせる姿を見せた。

 ライブ終盤には、メンバーそれぞれがARMYへの思いを言葉にする場面も。SUGAは「久しぶりに東京ドームに来て、皆さんと楽しみながら公演をしていたら、昔に戻ったような気分になりました」と語り、Jung Kookは「変わらない歓声と変わらない笑顔で迎えていただき、僕たちも力をもらったような、報われたような気分になります。ステージをしながらも笑顔がこぼれてしまうような感じになりました。皆さんから力をたくさんいただいたような気がして本当に感謝しています」と感謝を伝えた。

 恒例の投げキスで歓声を誘ったJinは「僕はこの時間をすごく待っていました。皆さんに僕の愛を込めた投げキスをお届けできるこの時間です」と喜びをかみしめ、RMは日本語で「こうしてまた来ることができて、本当にうれしいですし、光栄ですし、幸せです」と笑顔を見せた。さらにVは流暢な日本語で近況を語った後、「断ってください!ARMY、僕と付き合って!」と会場を沸かせた。

 Jiminは前夜にしたためた手紙を読み上げ、「これからもより多くの舞台をみなさまにお見せできるよう、努めてまいります」と約束。j-hopeは祖母の訃報に触れつつ、「ARMYの皆さんが素敵なものにしてくださって、ARMYの皆さんにありがとうございますという言葉をお伝えします」と感謝の思いを届けた。

 ラストは「Please」「Into the Sun」で締めくくられ、温かな余韻を残しながら公演は幕を閉じた。

 同公演は、4月9日、11日、12日に開催された韓国・高陽公演を皮切りに日本・北米・欧州・南米・アジアなどを巡り、全34都市・85公演を予定。グループとしても、K-POP単一アーティストとしても過去最大の規模となる見込み。そして、BTSにとっての海外公演の幕開けとなる日本での公演は、2019年『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ - JAPAN EDITION』以来、約7年ぶりとなる。