村上町年行事所の御用日記の解読を終えた村上史楽会の会員たち=村上市田端町
村上町年行事所の御用日記の解読を終えた村上史楽会の会員たち=村上市田端町

 村上市の歴史愛好家でつくる「村上史楽会」は、江戸時代に村上町内を取り仕切った「年行事所」が記した御用日記の解読を全て終えた。日記は業務記録といえ、村上藩政や町民の生活を今に伝える史料。1827(文政10)年から68(慶応4)年まで古文書は60冊に及び、作業に20年を要した。三面川の鮭漁の入札に関する新たな事実も分かり、郷土の歴史を知る上で貴重な内容になっている。

 村上町年行事所は、村上藩からの通達や物価の統制、訴訟などを担当した機関。御用日記は1712(正徳2)年以降が残され、1824(文政7)年までは、別の団体が解読して8巻までの冊子にしている。

 会は...

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