数学の授業をする三戸学さん=2月、秋田県井川町
 数学の授業をする三戸学さん=2月、秋田県井川町
 数学の授業で、生徒が発表した問題の解き方を聞く三戸学さん=2月、秋田県井川町
 数学の授業で、生徒に教える三戸学さん=2月、秋田県井川町
 数学の授業で、黒板に文字を書く三戸学さん=2月、秋田県井川町

 「ありのままの自分でいいんだ」。そう教えてくれた学校で、今度は自分が生徒に伝えたい。秋田県八郎潟町の中学教諭三戸学さん(49)は、生まれつきの脳性まひで手足は不自由だ。四半世紀の教師生活で「学級担任になりたい」との夢がようやくかなったのは2024年。「新米担任」として生徒と向き合った充実の2年を胸に、新年度の教壇に立つ。

 「グループになって話し合ってください」。今年2月下旬、秋田県井川町立井川義務教育学校8年生(中学2年生)の数学の授業。三戸さんが呼びかけると約20人の生徒は複数人で班をつくり、問題の解き方を話し合った。三戸さんも自分の足で席を回り、悩んでいる生徒にアドバイス。その後、各班の代...

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