
映画「金子文子 何が私をこうさせたか」の舞台あいさつに臨む浜野佐知監督(右から2番目)ら=新潟市中央区
父親が出生届を出さず、「無籍者」として育ち、反権力を貫いた女性思想家を描いた映画「金子文子 何が私をこうさせたか」の本県での上映が15日まで、新潟市中央区の新潟・市民映画館シネ・ウインドで行われている。初日の2日には浜野佐知監督らが舞台あいさつに立ち、映画に込めた思いを語った。
金子は1903年に生まれた。恋人で朝鮮半島出身の朴烈と日本の帝国主義を批判する活動に身をささげた。関東大震災の騒乱の中で拘束され、大逆罪で死刑判決を受ける。恩赦で無期懲役になり、獄中で転向を強制されたが、あらがい続け23歳で自殺した。映画は獄中での闘争を描いた。
上映後の舞台あいさつには浜野さん、脚本の山﨑邦紀さん、音楽監督の吉岡しげ美さんが登場。...
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