鳥屋野神社の参道に飾られた竹灯籠=新潟市中央区鳥屋野3
鳥屋野神社の参道に飾られた竹灯籠=新潟市中央区鳥屋野3

 新潟市中央区鳥屋野3の鳥屋野神社の春の例大祭で、途絶えていた伝統行事「灯籠飾り」が2019年以来、7年ぶりに復活した。住民有志が神社の境内の竹や、地域内の国天然記念物「鳥屋野逆(さかさ)ダケの藪(やぶ)」(鳥屋野1)の間伐材を使って灯籠を製作。当日はあいにく雨風に見舞われたが、柔らかな光が参道や境内を温かく照らした。

 鳥屋野は1221年、承久の乱に敗れた順徳上皇が佐渡に配流される際、船が波風に押されて流れ着き、一時滞在した地とされる。

 神社を管理する鳥屋野神社敬神会の元会長で、地元の歴史に詳しい田村忠義さん(83)などによると、上皇が佐渡に旅立つのを惜しみ、住人が灯籠を持ち寄ったことが灯籠飾りの起源だという。...

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