訪日客でにぎわう兼六園=3月、金沢市
 訪日客でにぎわう兼六園=3月、金沢市
 訪日客の主な国・地域別の増減

 訪日客の動向に、中東情勢の影響が表れ始めている。各地の観光地では、中東や欧州の団体客によるキャンセルが発生した宿泊施設も。日中関係の悪化も引き続き響き「二重の打撃」の様相だ。米イランの戦闘終結が見えない中で航空便の燃料不足や高騰が懸念され、専門家は影響が長期化する可能性を指摘する。

 ▽キャンセル

 梅や桜のシーズンに多くの訪日客でにぎわう金沢市の兼六園。今年は中東情勢が直撃した。「金沢東急ホテル」では3~4月、イスラエルの27団体、延べ千人以上が予約取り消しとなった。中東で乗り継ぐ便の欠航が影響し、英国からのキャンセルも相次いだ。

 例年、訪日客が宿泊客の約7割を占める時期だけに、今年の稼働率は前年比...

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