奥に雪を入れた「コンテナ型雪室」で熟成させたコシヒカリを手にする原澤太一さん=南魚沼市上十日町
奥に雪を入れた「コンテナ型雪室」で熟成させたコシヒカリを手にする原澤太一さん=南魚沼市上十日町

 31日投開票の知事選は、候補者3人による論戦が展開されている。広い新潟県には人口減少や産業振興など共通の課題だけでなく、個々の地域が直面している独自のテーマも少なくない。未来を担う若者や、現場で奮闘する現役世代に、いま候補者に問いたい課題を聞いた。

 日本有数の豪雪地帯である南魚沼市にとって、雪はスキー場や米作りに恩恵をもたらす存在だが、日常生活では厄介物扱いをされているのも事実だ。電力を使わずに食材を保存・熟成できる「コンテナ型雪室」の研究開発を手がけるアイスライス(六日町)の原澤太一社長(39)は「大きな金額をかけてどかしている雪は、とてつもない地域資源だ。電力に頼らずに食品が保管でき、付加価値も与える。誰もがその恵みを使えるようにしたい」と語る。...

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