
機動救難士の仕事について話す坂井郁海さん=新潟市東区
海難事故などが発生した際、ヘリコプターから人命救助に当たる第9管区海上保安本部の機動救難士の出動件数が今月、累計で千件に達した。救助数は計236人と犬1匹。2010年10月に9管の新潟航空基地(新潟市東区)に機動救難士が配置されてから15年余り。隊員らは「これからも海の安全を守り続けたい」と思いを新たに訓練を重ねる。
今月中旬、新潟航空基地。隊員たちは高さ13メートルの塔からロープを下ろし大声で安全確認をした後、「降下してよし、降下!」との掛け声とともに流れるように降りてきた。ヘリからの降下を想定した訓練を繰り返していた。
機動救難士は、難関とされる潜水士の中から経験を積んだ上で選抜される「空飛ぶ救助のスペシャリスト」だ。全国に約90人しかいない精鋭部隊で、...
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