
任期満了に伴う新潟市長選(10月9日告示、同23日投開票)は、共産党新潟地区委員会常任委員の鈴木映(えい)氏(34)が立候補する見通しとなり、既に再選出馬を表明している現職の中原八一氏(63)との選挙戦が確実になった。候補擁立を模索してきた国政野党側は無投票回避に安堵(あんど)し、選挙で信任を得たい中原氏側も歓迎の姿勢を見せた。告示まで3週間を切り、双方とも選挙戦に向けて対応を加速させる。
「若くフレッシュな候補者が手を挙げてくれるのはうれしい」と話すのは、市議会の社民党系会派「市民ネットにいがた」の青木学代表。新潟市長選は2007年の政令市移行後、激しい選挙戦となるケースもあった=表参照=...
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