10日投開票の参院選新潟選挙区の開票結果を衆院の新区割り案に当てはめると、自民党新人の小林一大(かずひろ)氏(49)は、立憲民主党現職の森裕子氏(66)に全区で得票数が上回った=図参照=。ただ、2万票余りの差をつけた区がある一方、差が1万票弱の区もあり、依然として与野党が拮抗(きっこう)している状況が浮かび上がった。

 自民と立民候補による事実上の一騎打ちとなった新潟選挙区では、加茂市を除く全市区町村で小林氏が勝利した。全県の得票率は、小林氏が51・0%、森氏が44・2%だった。

 新たな区割り案では、現行の6選挙区から1減の5選挙区になる。

 新3区では小林氏が森氏に約2万2千票の差をつけた。特...

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