統一地方選前半の新潟県議会議員選挙(31日告示、4月9日投開票)で、主要政党の候補予定者がしのぎを削るのが新潟市中央区だ。公明党新潟県本部代表・市村浩二氏(62)、国民民主党県連代表・上杉知之氏(53)の現職2人に対し、新潟市議の自民党・吉田孝志氏(60)、2019年の前回選は次点で落選した日本維新の会の井上基之氏(43)の2新人が挑む。各党が県都中心部の議席を狙う中、自民現職が引き起こした「政治とカネ」疑惑が新たな局面を迎え、サバイバルレースは混迷を深める。

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