
スタジアムに詰めかけたアルビレックス新潟のサポーター=3月4日、ビッグスワン
Jリーグは5月26日、3月決算の2クラブ(柏、湘南)を除くJ1からJ3までの56クラブの2022年度経営状況を開示した。全体の売上高は19年度比103%となる1304億円で、新型コロナウイルス感染拡大前の水準にまで回復した。
観客の人数制限が徐々に緩和されたため入場料収入は21年度と比べて148%と大幅増だったものの、19年度比では80%にとどまっている。
昨季J2だった新潟は9900万円の黒字で、4期連続で純利益を確保した。売上高は25億3900万円で、前年度比15・0%増。J2に降格した2018年度以降では最高だった。
新型コロナウイルスの影響による入場者数の規制が緩和されたことに加え、...
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