新潟-鳥栖 前半ロスタイム、FW鈴木孝司がPKを決めて1-0=ビッグスワン(写真映像部・永井隆司)
新潟-鳥栖 前半ロスタイム、FW鈴木孝司がPKを決めて1-0=ビッグスワン(写真映像部・永井隆司)
新潟-鳥栖 前半、シュートを放つMF高宇洋=デンカビッグスワン

 アルビレックス新潟はJ1第30節最終日の10月21日、デンカビッグスワンで鳥栖と対戦し、1-1で引き分けた。リーグ戦の連勝は2で止まったものの、5試合連続負けなし。通算成績は9勝10分け11敗で、勝ち点は37。4試合を残し、J1残留を決めた。順位は11位のままだった。

 17位の湘南と最下位の横浜FCは、新潟の現在の勝ち点以上となる可能性があるが、両チームは直接対決を残しているため、どちらか一方の勝ち点は必ず下回る。現在18チームのJ1は来季20チームに増えるため、今季は最下位の1チームのみがJ2へ降格する。

 新潟は多くの好機を築いたものの、PKの1点にとどまり、鳥栖と引き分けた。

 前半2分、FW鈴木孝司のシュートは相手GKに阻止された。16分、MF高宇洋もゴール前で仕留められなかった。前半ロスタイム、PKを鈴木が決めて先制。だが、直後にクロスから失点した。

 後半もパスをつなぎながら、ゴールに迫った。9分にDF藤原奏哉、25分に鈴木と狙ったが、枠を捉えられず。クロスから再三招いたピンチは、GK小島亨介らが防いだ。

 J1は他に6試合が行われ、初優勝を狙う首位の神戸が鹿島に3-1で快勝し、3連勝で勝ち点61とした。2位の横浜Mは札幌に4-1で勝ち、差は4のまま。

 名古屋はG大阪に1-0で競り勝ち、7試合ぶりの白星で勝ち点50。湘南は京都を、横浜FCはFC東京をそれぞれ1-0で破った。勝ち点は17位の湘南が27、最下位の横浜FCが26。広島-C大阪は引き分けた。

 新潟の次節は10月28日午後2時から、敵地で京都と対戦する。

◎松橋力蔵監督の話 前半はゴール前の攻撃が単調だった。後半前に選手に伝えたが、(サイドからの)クロスが多かった。コレクティブ(組織的)なプレーをし、攻撃に厚みを持たせることも必要だと感じる。

◎MFダニーロ・ゴメスの話 (リーグ戦は11試合ぶりの出場)モチベーションとパフォーマンスを落とさず、練習からやってきた。約15分の出場だったが、攻守で自分のプレーもできたと思い、満足している。

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