人通りがまばらな西堀ローサ=14日、新潟市中央区
人通りがまばらな西堀ローサ=14日、新潟市中央区

 新潟市中央区古町地区の地下商店街西堀ローサを巡り、運営する市の第三セクター「新潟地下開発」が事業継続の断念と会社の解散を検討している問題で、テナントや利用客、古町の関係者からは11月14日、先行きへの不安や人が集まる場としての存続を望む声が上がった。かつての流行発信地はどうなるのか、市民の注目が集まる。

 「やっぱりか」。あるテナント関係者は、解散検討の報道をそう受け止めた。「何とかしてローサを盛り上げるという姿勢が、新潟地下開発には見えなかった」と話し、人通りのまばらな商店街を見やった。

 地下開発は2025年10月までに会社を解散するなどの方針を20日の臨時株主総会で示し、21日にテナントへ...

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