
新年会で来賓として壇上に並んだ左から泉田裕彦氏、米山隆一氏、鷲尾英一郎氏=1月5日、アオーレ長岡
新潟県長岡市内外で政治課題が山積する2024年が始まった。衆議院小選挙区の新・新潟4区長岡市、見附市、小千谷市、柏崎市、出雲崎町、刈羽村に立候補を予定する与野党の現職3氏が支持拡大を目指す中、自民党の政治資金パーティーを巡る裏金問題安倍派(清和政策研究会)と二階派(志帥会)で、議員側がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分を、政治資金収支報告書の収入に記載せず議員側に還流していたとされる事件。安倍派では支出にも記載せず、受領した議員側も収入として書いていなかった。で攻防は激しさを増す。新4区の最新情勢を報告する。
衆院新潟・新4区に立候補を予定するのは立憲民主党県連幹事長の米山隆一氏(56)=旧新潟5区=、自民党新4区支部長の鷲尾英一郎氏(47)=比例北陸信越=、自民党の泉田裕彦氏(61)=比例北陸信越=。新年早々、賀詞交換会で顔を会わせた。「裏金問題」が明るみに出たこともあり、それぞれの主張、訴えは“舌戦”の様相。つばぜり合いが激しくなっている。...
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