フロアボールの世界選手権で活躍する伊藤凜選手(左)=2023年12月、シンガポール(伊藤巨志さん提供)
フロアボールの世界選手権で活躍する伊藤凜選手(左)=2023年12月、シンガポール(伊藤巨志さん提供)
伊藤凜選手

 スティックを使ってボールを相手チームのゴールに入れて得点を競う「フロアボール」の女子の日本代表チームで、新潟県三条市出身で国士舘大3年の伊藤凜選手(21)が活躍している。2023年12月にシンガポールで行われた世界選手権では、日本は9位に入った。世界を舞台にさらなる飛躍を誓う。

 フロアボールはアイスホッケーに似ている。氷上でなく床で行い、北欧などで盛んだ。6人対6人で対戦し、20分のゲームを3回行い、得点を競う。世界選手権には16カ国が出場。日本は予選グループを1位で通過し、順位決定戦を経て9位だった。優勝はスウェーデン。伊藤選手は日本が出場した6試合すべてに出場し、1アシストを決めた。

 幼...

残り551文字(全文:851文字)