
長岡市のアオーレ長岡周辺
新潟県長岡市は2024年度、知識や人脈を生かして地域活性化に取り組んでもらう「地域おこし協力隊」の人数を現在の16人から約3倍の50人に増やす。関連経費を24年度一般会計当初予算案に計上する。市外の人材を積極的に活用し、デジタル関係の人材育成や移住者増、観光資源の掘り起こしを目指す。
長岡市の関係者が明らかにした。実際に50人を雇用した場合、23年度ベースでは三条市の41人(23年12月1日現在の県まとめ)を上回り、県内最多となる。
長岡市の地域おこし協力隊は現在、越路地域や山古志地域の情報発信、産業振興拠点「ナデックナデック(NaDeC)は長岡市内にある大学各校の立地を結ぶ「Nagaoka Delta Cone」(ナガオカデルタコーン)の略称。長岡技術科学大、長岡造形大、長岡大、長岡高専のワーキンググループが2017年に「ナデック」構想を提案。構想は、先端工学やデザイン、マーケティングなど各校の特色を生かし、人材育成や産業振興を産学官金で支援する考え。18年に長岡市と長岡商工会議所も入り、コンソーシアム(共同企業体)を設立した。19年に長岡崇徳大も加わった。ベース」の活動、長岡造形大学と連携したコミュニティーづくりに取り組んでいる...
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