
元日の能登半島地震で交流サイト(SNS)の虚偽情報に基づき消防や警察が実際に出動していたことが2月8日、石川県内の各消防への取材で分かった。収益目的で投稿された可能性も指摘されるが、こうした情報への対応は制度化されておらず、国や事業者らの模索が続く。一刻を争うときに、必要な人に必要な救助や支援をどう届けていくか-。役立つケースもある災害時のSNSの在り方に、改めて一石を投じることとなった。
「他人が余計な...
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元日の能登半島地震で交流サイト(SNS)の虚偽情報に基づき消防や警察が実際に出動していたことが2月8日、石川県内の各消防への取材で分かった。収益目的で投稿された可能性も指摘されるが、こうした情報への対応は制度化されておらず、国や事業者らの模索が続く。一刻を争うときに、必要な人に必要な救助や支援をどう届けていくか-。役立つケースもある災害時のSNSの在り方に、改めて一石を投じることとなった。
「他人が余計な...