もし警察署が被災したら…市の施設使って！　村上市と村上署が災害時に備え協定締結　

　村上市と村上署は、災害時の施設使用に関する協定を結んだ。村上署の施設が被災し機能不全になった場合は、村上市が所有・管理する市生涯学習推進センター（田端町）を代替施設として使用する。

　県内自治体では同様の協定を弥彦村、小千谷市、阿賀野市、五泉市が締結し、村上市が５例目。協定では、８０人程度が常駐できる活動拠点としてセンター２階の一部を使い、災害時には市と村上署が情報共有し、市民への災害対策を行うとした。

　村上市役所で１１月に締結式が行われ、大竹健一署長は「協定により災害発生時に対策を迅速に行うことが期待される」と語った。高橋邦芳市長は村上署と連携し、防災訓練を行いたい考えを示した。