
グランプリに選ばれた「誤嚥防止食事サポート器具」について説明する水口明音さん=三条市須頃1
工業・工学の技術を生かし新しい医療福祉製品を考案する「燕三条医工連携デザインコンペティション」が、新潟県三条市須頃1の三条商工会議所で行われた。県内の大学などの学生から書類審査を通過した3人と1グループがアイデアを発表。「誤嚥(ごえん)防止食事サポート器具」を発表した長岡造形大3年、水口明音(あかね)さんがグランプリに選ばれた。
燕三条地域の官民や新潟大でつくる「燕三条医工連携コンソーシアム」が主催。2019年に第1回を実施したが、ウイルス禍で見合わせが続き今回が第2回となった。
水口さんは長岡造形大プロダクトデザイン学科で学んでいる。考案した作品「confor【taberu】」(コンフォタ...
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