無差別殺傷事件を想定し、ショッピングモール内で行われた防犯訓練＝新発田市住吉町５のイオンモール新発田
新発田署は、イオン新発田店などと共同で、無差別殺傷事件を想定した実地の防犯訓練を実施した。ショッピングモール内で刃物を振り回す不審者役を取り押さえ、署員と店員が連携を確認した。
訓練は１１月、イオンモール新発田（住吉町５）内の広場で行われ、店員ら約２０人が参加した。
従業員を切り付けた後、大声を上げて刃物を振り回して暴れる不審者役を、従業員が刺股やショッピングカートを手に包囲。駆け付けた警察官が取り押さえるまでの流れを練習した。
県内では２０２３年９月、長岡市の商業施設で切り付け事件が発生。新発田署員は「（事件が）起こりうるという心積もりでいてほしい。大声を出すと不審者がひるむこともあり、そ...
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