
春のような陽気の中、公園で遊ぶ親子。県の子育て支援事業について当事者からさまざまな意見が出た=2月14日、新潟市東区
新潟県が2月14日に発表した2024年度当初予算案は、前年度に続き子育て支援に力点が置かれ、中古住宅のリノベーション費用補助や不妊治療への助成を新規事業に掲げた。子育て世代の経済的負担を減らし、少子化を食い止める狙いだ。育児や不妊治療の当事者からは支援の充実を評価する声が上がった一方、事業の中身は実態とそぐわない部分があるとの指摘もあった。
「県の中古住宅リノベ補助は大賛成。子育て世代の需要はあると思う」
1歳の息子を育てる...
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