
たがみひな巡りに合わせた絵入り御朱印を持つ桑原真龍住職=田上町羽生田
「子育て地蔵」で知られる延命地蔵尊を祭る新潟県田上町羽生田の定福寺は、2023年6月から手描きの絵が入ったカラフルな御朱印を授与している。住職の妻がかわいらしいタッチで地蔵を表現。時節に応じて絵柄を変え、参拝者にも好評だ。3月10日までは、町内で開催中の「たがみひな巡り」に合わせた限定デザインも選べる。
定福寺には、本堂とは別に地蔵堂がある。地蔵は1672(寛文12)年、河内国から来たと伝わる。子育てに御利益があるとして、地元で親しまれている。
寺の住職は2021年11月から桑原真龍(しんりゅう)さん(35)が務める。本堂と地蔵堂では御朱印に記す文字などが異なり、当初は両方とも真龍さんが書い...
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