アルビレックス新潟はJ1第2節第2日の3月2日、パナソニックスタジアム吹田でG大阪と対戦し、0-1で敗れ、今季初黒星を喫した。1勝1敗の勝ち点3で、暫定順位は11位タイ。
新潟はG大阪の攻撃に耐え続けたが、PKでの失点に屈した。
前半から攻め込まれる場面が多かった。サイドからのクロスをはじき返し、30分のシュートはDF新井直人が防いだ。攻撃では寄せの早い相手守備に苦しみ、カウンターの好機も最後の部分で乱れた。
後半立ち上がりのピンチも粘り強く守った。25分のMF松田詠太郎の決定機は、GKに防がれた。リズムが出始めたが、30分にPKで失点。前線の選手を入れ替えて攻勢をかけたが、実らなかった。
J1はほかに6試合が行われ、昨季王者の神戸は柏に0-1で初黒星を喫し、1勝1敗となった。柏は木下が後半に得点し、1勝1分け。J1初参戦の町田は名古屋を1-0で破り、初勝利を挙げた。名古屋は2連敗。
FC東京-広島、鹿島-C大阪はともに1-1。鳥栖は札幌に4-0で快勝し、湘南は京都に2-1で競り勝った。
新潟の次節はホーム開幕戦で、3月9日午後2時からデンカビッグスワンで名古屋と対戦する。
◎松橋力蔵監督の話 終始相手のゲームだったと思う。最少失点だったが、チャンスをつくり切れなかった。G大阪の圧力が90分間通して素晴らしかった。そこをはねのけなければ勝ち点を奪えないと、全員が学んだ。
◎GK小島亨介の話 意図した攻撃ができず、相手の守備にスペースを消された。構えられた守備の崩し方を共有したい。シーズン中はこういう試合もあり、どう生かすかが大事になる。
× ×
[サッカーJ1・アルビレックス新潟]2024シーズン・アルビ情報パーフェクトガイド!
※リンク先の一部は会員限定コンテンツです。新潟日報を購読中の方は、ご家族を含め、無料で「デジタルプラス」会員に登録して読むことができます。