真夏の一日。
この春に開業した新名所「京都鉄道博物館」に行ってきた。
最高気温が35度近い日である。
館内はもちろん冷房が効いているが、
実物の車両の中には、屋外に展示されているものも多いので、
一両、また一両と丁寧に見ていると、頭から湯気が出てきそう。
背中に汗が流れる。
いよいよ耐えられなくなってくると、ひんやりとした屋内展示場に避難。
しばらく涼んでは、外での観覧へ。そんなことを繰り返していた。
全国各地の名物駅弁のサンプルを紹介するコーナーにふと足を止めると おお、わが新潟の「雪だるま弁当」が堂々と展示されているではないか。 白、青、オレンジ、ピンク。 見慣れた...
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