取り壊し工事が始まる新潟駅万代口駅舎=2020年6月15日撮影


私が生まれたときには、すでに今の姿だった新潟駅の万代口。その万代口がある駅舎の取り壊しがいよいよ始まります。

新潟駅の駅舎が現在の場所に建てられたのは1958年。現在、弁天公園があるあたりから移転してきました。

混雑する万代口広場(新潟日報データベースより)

新潟駅万代口の駅舎は地下に「名店デパート」と呼ばれる商店街、1階に改札と切符の販売窓口、2階から4階までのフロアと白山寄りの6階建ての建物には当時の国鉄・新潟鉄道管理局(現在はJR東日本新潟支社)が入っていました。駅舎の完成に合わせて、万代口の中央にはロータリー、白山寄りには新潟交通のバスターミナルが完成しました。この配置は、いまもほとんど変わっていません。 19...

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