やっぱり…今冬（2023年12月〜24年2月）の暖かさ「かなり異常気象」　地球温暖化とエルニーニョ現象が影響、気象庁の検討会が分析

　専門家でつくる気象庁の異常気象分析検討会は３月４日、過去２番目に暖かかった今冬（２０２３年１２月〜２４年２月）について、地球温暖化に加え、南米ペルー沖の海面水温が上がるエルニーニョ現象南米ペルー沖の太平洋赤道海域で海面水温の高い状態が続く現象。大気の流れや気圧に変化を及ぼし、地球規模で異常気象を引き起こすと考えられている。日本では夏に太平洋高気圧の勢力が弱くなり、梅雨明けが遅くなったり、冷夏になったりすることが多い。逆に冬は暖冬になる傾向にある。の影響で偏西風が北寄りを...