
新潟県は3月14日、全県にインフルエンザの警報を再発令した。県内の患者数が4〜10日の1週間に定点医療機関当たり31・79人(前週比1・74倍に増加)となり、国の警報基準の30人を上回ったため。今シーズンは昨年11月に警報を発令し1月に解除したが、流行が長期化した。一つのシーズンに警報が2度出るのは異例という。
新潟県によると、インフルエンザの流行のピークは例年1〜2月。今シーズンは新型コロナウイルスの感染対策による免疫力の低下が指摘され、警報の発令が過去2番目に早く、解除後も流行が終息しなかった。
年代別の実数は14歳以下が9割を占める。この1週間に、保育園などの児童福祉施設で集団感染が3...
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