新潟県は3月14日、県内86の定点医療機関から4〜10日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者が1027人で、1医療機関当たりの平均は11・94人だったと発表した。前週(2月26日〜3月3日)の12・93人の0・92倍となり、2週ぶりに減少した。
新潟県によると、この1週間の入院患者数は1日平均346人で、前週から20人増えた。重症者は同4人、中等症者は同33人だった。
新潟県内13の基幹定点医療機関の入院患者数を把握する「入院サーベイランス」は、1医療機関当たりの平均が5・85人で、前週よりも減少した。
県内13保健所管内別では、十日町が34・33人と最も多く、上越が12・13人、新潟市が10・71人、長岡が8・85人だった。年代別の実数は、19歳以下の若い世代が半数超を占めた。
集団感染は計22件確認され、児童福祉施設で5件、高齢者施設で16件、障害者施設で1件だった。