厚生労働省は3月15日、高齢者らを対象に2024年秋に始まる新型コロナウイルスワクチン新型コロナ感染症の発症や重症化を防ぐために開発され、日本では2021年2月に無料接種が始まった。米ファイザー製やモデルナ製、日本の第一三共製のメッセンジャーRNAワクチンが使われている。首相官邸によると、今月12日公表時点の累計接種回数は約4億3500万回。23年秋以降の接種率は22・3%となっている。24年4月から接種が有料になる。の定期接種で、自己負担が最大7000円程度になるよう費用を助成すると発表した。秋までに打ちたい人や対象外の世代の人らは4月以降、原則全額自費の任意接種となる。高額な治療薬代の公費支援が終了するなど...

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