海洋高校の生徒が巧みな包丁さばきを見せたアンコウのつるし切り=3月17日、糸魚川市
海洋高校の生徒が巧みな包丁さばきを見せたアンコウのつるし切り=3月17日、糸魚川市

 新潟県糸魚川市の冬の風物詩「糸魚川荒波あんこう祭り」が3月17日、市内の道の駅親不知ピアパークで開かれた。能登半島地震を受け1、2月の予定を延期して開催。県内外の観光客や家族連れらが、高校生によるアンコウのつるし切り実演やあんこう汁を楽しんだ。

 実行委員会が毎年主催しており、今回は10日の糸魚川会場を皮切りに3週連続で開催。第2弾の17日は、限定500食で始めたあんこう汁の販売に長い列ができ、急きょ分量を2倍近くに増やす好評ぶりだった。

 つるし切りは海洋高2年の大矢海斗さん(17)が担当。重さ25キロのアンコウをつるし、包丁で巧みにさばくと、会場から拍手が送られた。大矢さんは「大きいサイズで...

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