新潟刑務所(新潟市江南区)は3月18日、収容中だった50代の男性労役場留置者が死亡したと発表した。死因は不明。男性は皮膚と皮下組織の疾患などで療養中だった。
新潟刑務所によると、3月16日午前2時前、巡回中の職員が病棟単独室の壁に寄りかかりうなだれるように座っていた男性を発見。呼びかけに反応しなかったため、救命措置後、病院に搬送したが死亡が確認された。
新潟刑務所では20分に1回、巡回しており、午前1時半過ぎに確認した際は呼吸していたという。
田代憲彦所長は「対応は適切だったと認識している。今後も被収容者の身体状態の把握と、適切な医療の実施に努めたい」とコメントした。