
三条北バイパス開通を祝いくす玉が割られ、関係者がテープカットを行った=3月23日、三条市下保内
新潟県田上町羽生田から三条市塚野目をつなぐ全長8・3キロの国道403号三条北バイパスが3月23日、全線で通行が可能になった。最後の整備区間だった三条市の下保内-塚野目の3・18キロが開通し、県道塚野目代官島線につながった。1日に開院した済生会新潟県央基幹病院(三条市上須頃)へのアクセス向上などが期待される。
三条北バイパスは、総事業費256億円。1984年度に事業着手し、田上町から順次整備が進められてきた。新たに開通した区間は片側1車線で幅員13メートル。県央基幹病院への救急搬送時間短縮や交通分散による渋滞緩和などを図る。
道の駅庭園の郷(さと)保内(三条市)で行われた開通式には、関係者約1...
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